サプリメントでたんぱく質を増やしたい時はどうすべきでしょう。
人は、全体の10分の1が脂質、10分の2がたんぱく質、10分の6が水と、たくさんのたんぱく質から成り立っています。
水分の次に多い成分がたんぱく質です。筋肉、皮膚、内臓など、体のあらゆる部分はたんぱく質でできているのです。
たんぱく質はアミノ酸によって作られています。
アミノ酸は種類がたくさんありますが、そのうち9つは必須アミノ酸といわれます。
たんぱく質の生成が何かで阻害されているような場合、体内でのアミノ酸が欠乏気味で合成作用が働きにくいことがあります。
体内で作ることができない必須アミノ酸は、食事から摂取するか、サプリメントを活用するといいでしょう。
たんぱく質は、アミノ酸が酸アミド結合という繋がり方で鎖状態になっている形の物質を指しています。
例えば肉やサプリメントなどで摂取したたんぱく質はアミノ酸の形を取ってから、筋肉や皮膚のたんぱく質になります。
こういう言い方をすると、何となくわかることがあるはずです。
こういう経緯があって、アミノ酸補充はたんぱく質補充に役立つわけです。
体に吸収することを考えると、たんぱく質の状態のサプリメントを摂り入れるより、たんぱく質の鎖を外したアミノ酸の状態にしたサプリメントを摂り入れる方が効果的です。
そのため、たんぱく質サプリメントではなく、アミノ酸サプリメントとして販売されるケースがほとんどなのです。