切り離せないスマホと育児の付き合い方を考える

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スマホと育児

 

スマホ育児という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

スマートフォンの急速な普及により、育児にも深く関わっており様々な観点からこのような言葉が生まれました。

「スマホ育児」・・・見るからに悪意のあるネーミングですが、どのようなデメリットや問題点があり、本当にデメリットしかないのか考えていきたいと思います。

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スマホ育児とは?!

 

スマホ育児とは子どもにスマートフォンでゲームや動画を見させて放っておくことだけを指すわけではありません。

親子で一緒にスマホを使ってゲームをしたり、動画を見ることも含まれます。

また、親がスマホをいじりながら子供と話したり、遊んだり育児することも含まれます。

上記3つの内容でも筆者は大きく違うのでは?!と感じますが、これらを総称してスマホ育児と呼ばれます。

スマホ育児の代表的なデメリット

 

 

スマホ育児のデメリットは細かく挙げればきりがないほど多く挙げられます。

100%正解がないと言われる育児において、目の敵のように扱われるスマホ育児においてデメリットが多くあることは否定できません。

しかし、それは使用頻度により大きく異なるため、使用している時間が長くなればなるほど悪影響を及ぼす可能性は高まります。

目が悪くなる

 

まず第一に成長や脳の難しい話よりもスマホで遊びすぎると目が悪くなりやすいというのは想像がつくと思います。

至近距離で小さな画面を長く見続けるのは大人であっても目が疲れます。

スマホから発せられるブルーライトが目に悪影響を及ぼすというのは耳にしたことがあるかもしれませんが、子どもであれば尚更です。

 

睡眠への影響

寝る前にスマホやパソコン画面を見過ぎると眠りにつきにくくなるや眠りが浅くなるといったことを聞いたことがあるでしょうか?

それらはブルーライトの影響で体内時計が狂うからと言われています。

お子さんにとって睡眠はとても大切な時間です。

しっかりと寝られない時は機嫌が悪くなり、愚図ることが多くなるというのは誰よりも育児をしている方が一番よく知っているでしょう。

 

 

子供の成長をゆがめる可能性がある

育児は医学的根拠がないことも多いのですが、子どもと親がふれあうことにより愛情が育まれるというのもそれにあたります。

しかし、スマホばかり子どもや親がいじっていては信頼関係や愛情が薄れ成長が歪む可能性があるというのも頷けます。

小さな時にしか一緒にいられない大切な時間を失う

子どもが長い時間家にいて同じ空間で過ごすという期間はあっという間に終わってしまいます。

子どもは成長と共に自分のやりたいことに時間を割くようになるからです。

子どもと一緒にいられる大切な時間をスマホに奪われていると考えたことはありますか?

上のポスターは、日本小児科医会が公式で掲載しているものです。

ポスターを見る限り、身体的なデメリットよりも子どもと触れ合うことの重要性が強く書かれています。

 

 

親が子どもの前でスマホを使うデメリット

 

子どもがスマホを使うことでのデメリットは、なんとなく想像出来るものが多かったですが、親が子どもの前でスマホを使うことのデメリットを見ていきましょう。

スマホ育児に子どもがスマホを使うことの方が問題視されがちですが、実は親が子どもの前でスマホを使うことにはメリットが全くなく、現代社会では難しいのかもしれませんが、一切使わない方がいいと言い切れるほどです。

ながら会話になってしまう

スマホをいじりながら子どもと話をしていても、どうしても会話にだけ集中することだけが出来ず、曖昧な会話になってしまいます。

小さな子どもでもながら会話になっていることはよく分かるので、どうせ話しかけてもという気持ちになってしまう可能性は充分にあります。

あなたは上司と話すときにスマホをいじりながら会話しますか?

同じように子どもとも向き合いましょう。

子どもが画面を覗きに来る

あなたが子どもの前でスマホをいじっていると子どもが興味をもって画面を覗きに来たことはありませんか?

メール、ライン、フェイスブック、写真、動画、ソーシャルゲーム全て子どもの大好物です・・・子どもがさらにスマホに興味をもつことは間違いありません。

親の真似をしてスマホを触りたくなる

子どもは真似の天才です。

親がやったことはたいてい真似すると思っていいでしょう。

ご飯中にスマホを触ったりしていればそれも真似されると思うべきです。


親が子どもの前でスマホをいじることには上記のようなデメリットがあります。
親がスマホを持っていなければ子どもが触ることはないというのも現代社会における皮肉と言えます。

スマホなしの育児がイメージできない

スマホ育児にどっぷり浸かってしまいもうスマホなしの育児なんて考えられないという方も少なくないのかもしれません。

子どももスマホを渡さないと不機嫌になったり泣きじゃくるので、スマホを与えておいた方がいいと思っている方もいるでしょう。

しかし、スマホにどっぷり浸かった子どもでも他に楽しい遊びを見つけられれば、スマホがないと泣きじゃくるということもなくなります。

遊びと一言にいっても様々なものがあります。

子どもはどんなことにでも興味をもち、様々な遊びの中で楽しみを見つけていきます。

スマホに頼らず子どもの遊び場を確保しましょう。色々な体験がさらに子供を成長させます。

スマホ育児のメリットはあるの?

 

スマホ育児は世間的な風当たりが強いですが、親、子ども双方にそれぞれメリットはあります。

特に親へのメリットは大きく、そのことが非難を浴びる要因になっているのかもしれません。

泣きじゃくる子供がピタッと泣き止む

本来、泣く子どもに対してはしっかりと理由を聞きながら、あやしていく必要があります。

しかし、人前や公共交通機関利用時などでは一刻も早く泣き止んでほしいものです。

そんな時に、スマホ育児は物凄い力を発揮し、ピタッとお子さんが泣き止むケースが多いです。

人前でスマホを使ってあやすと、逆に心ないことをいう方もいますのであしからず。

育児に間がもてる

一度子供の相手をするとエンドレスで遊んで遊んでが待っていることを皆さんはご存知でしょう。

しかし、ご飯をつくったり掃除に洗濯と育児にだけ時間を使うことは出来ません。

昼寝の間になど皆さん工夫されていると思いますが、どうしても時間的に厳しい時に間をもたせてくれるのがスマホ育児です。

子どもはスマホの画面にだけ集中するため、その間に他のことを一気に片付ける間がもてます。

充実した育児アプリ

スマホには様々な機能がついていますが、子ども用のアプリも数が多く充実しています。

知育用の教材やおもちゃを昔は購入していましたが、無料のアプリでも様々なタイプのものがあるため手軽に知育アイテムとして使うことが出来ます。

ここまでは、親御さんに対してのメリットでしたが、子どもに対してのメリットはあるのでしょうか?

子どもに対してのメリットはやはり他のおもちゃと同様に楽しく遊べるにつきると思います。

同じおもちゃでもあれほど長く遊ぶものはないので相当な魅力があるのでしょう。

依存症という方もいますが、一概にそうは言いきれません。

特にyoutubeは子どもにとっても大の人気アプリで、取り上げるまで離さないという子どももすくなくありません。

子どもが遊ぶチャンネルも多く、ままごとやお店屋さんの真似をしている子供も多いです。

国内のスマホ普及台数が100%を超える時代

先ほども少し書きましたが、スマホが家庭になければスマホ育児は不可能です。

しかし、国内スマホ普及率が100%を超えて人口以上のスマホが出回っている時代に子どもにスマホを一切近付けないというのは不可能に近いです。

スマホ育児には否定的な意見が多いですが、それはスマホに頼り切った育児をさしていると考えるべきでしょう。

一昔前で言うテレビやゲーム機と似たような感覚で、家庭内のルールを決めながら共存していかなくてはいけない時代なのかもしれません。

 

 

親御さんもなるべく頼りたくないと思っている

小さなお子さんをもつ親御さんもスマホに頼った育児には反対の方が多いです。

一切スマホを利用しないということではなく、極力少なくしたいと考えている方が多いです。

そのためにはまず、子どもの前で極力スマホを使わないようにするというのが大切ですが、昨今は親同士の連絡も多くがスマホのラインやSNSで共有されることが多いため、一切見ないというのも問題があるケースも少なくありません。

隠れてこそっと見るのにも限界があるのは皆さんご存知でしょう。

育児にスマホを利用している親御さんのほとんどは、なるべく使わないようにしたいと考え、その努力をしている方がほとんどです。

スマホ育児を否定する人

スマホ育児は世間的に否定的な方が多い印象ですが、一体どのような方が否定しているのでしょうか?

その多くは、育児をしていた時にスマホがなかった世代や、子育てをしたことがない世代、または男性が多いです。

スマホがなかった世代の方には、今の育児を理解することは難しいですし、子育てをしたことがない世代や、育児に参加しない男性にも到底理解できないしょう。

その中でも、やはりスマホのなかった世代の母親層がスマホ育児に対して最もバッシングをしている印象ですが、その世代の方たちも、もっと上の子どもがとても多い世代の方たちから、1人2人の育児でそんなに音を挙げて・・・と言われたものです。

育児にも時代の流れは少なからずあると考えてもおかしくはないでしょう。

最後に

 

スマホ育児について様々な角度から見てきましたが、筆者の考えはスマホに頼り切った育児がNGであって、育児にスマホを適度に利用するのは今の時代致し方ないと考えています。

むしろ、子どもに一切スマホを近付けないのは不可能に近いです。

その中で、どれくらいの頻度でどのような内容を見せるのかは大きな課題です。

中毒性という言葉は安易に使うべきではないですが、子どもは止めなければいつまでもスマホで遊ぶのは事実です。

youtubeやソーシャルゲームには子どもにとってそれほどの魅力があります。

スマホが育児において切っても切り離せないものであるならば、決められた時間と場所で楽しく使えるツールに親御さんの工夫でしてあげるべきでしょう。

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