※選手名は敬称略で表記しています。
9月10日、超RIZINシリーズの第5回大会が、RIZIN初となる京セラドーム大阪で開催されました。
全8試合が組まれ、そのうち6試合が判定までもつれ、1ラウンドで決着したのは朝倉未来対青木真也の一戦だけでした。
| 試合 | 勝者 | 敗者 | 決着 |
| 第1試合 | 宇佐美秀メイソン | ベイノア | 判定3-0(30-25×3) |
| 第2試合 | ナターシャ・クジュティナ | RENA | 2R 3分14秒 ギロチンチョーク |
| 第3試合 | ヴガール・ケラモフ | 高木凌 | 判定3-0(29-28、30-27、30-27) |
| 第4試合 | 斎藤裕 | YA-MAN | 判定3-0 |
| 第5試合 | ホベルト・サトシ・ソウザ | 野村駿太 | 判定3-0(29-28×3) |
| 第6試合 | 平本蓮 | カルシャガ・ダウトベック | 判定2-1(29-28、29-27、29-28) |
| 第7試合 | 朝倉未来 | 青木真也 | 1R 2分39秒 KO(パウンド) |
| 第8試合 | ラジャブアリ・シェイドゥラエフ | AJ・マッキー | 判定3-0(30-27×3) |
セミファイナル 朝倉未来が青木真也にKO勝ち
試合開始直後、青木真也がタックルからバックを奪い、朝倉未来の胴を両脚でロックしました。
先に主導権を握ったのは青木でした。ところが青木が下から腕ひしぎ十字固めを狙ったところを朝倉が脱出し、すぐに上を取ってパウンドを連打しました。
1ラウンド2分39秒、青木が意識を失いKOでの決着となりました。
青木がバックから腕を取りに行ったことに疑問の声も多く挙がっていましたが、その隙を逃さずあの頃の朝倉未来のような荒々しいパウンドが印象的でした。
メインイベント シェイドゥラエフが2団体のベルトを獲得
メインイベントはRIZINとPFLのフェザー級王座を同時にかけたダブルタイトルマッチで、19戦無敗のラジャブアリ・シェイドゥラエフと元Bellator世界フェザー級王者のAJ・マッキーが対戦しました。
シェイドゥラエフが終始前に出る展開となり、ジャッジ3人がそろって30-27の採点を出し、判定3-0で勝利しました。
この結果、シェイドラエフはRIZINフェザー級を防衛し、PFLのベルトも手にしました。
試合前の下馬評では、判定ならマッキーとの声も多かったですが、シェイドラエフの驚異的なスタミナで最初から最後まで攻め続けました。
凌いだマッキーは流石ですが、防戦一方の印象もありスタミナの面でもシェイドラエフが上回りました。
試合後には秋元強真が名乗りを上げ、大晦日大会での対戦がその場で決まりました。
シェイドラエフのRIZINとの契約は残り1試合と公表されています。
平本蓮は接戦の判定勝ち
平本蓮がMMAのリングに立つのは2024年7月28日の超RIZIN.3以来で、774日ぶりの復帰戦となりました。
結果は判定2-1で、スコアは29-28で平本、29-27でダウトベック、29-28で平本という内容でした。
1ラウンドはダウトベックが左ストレートを当てる場面もありましたが、徐々に平本ペースとなり、打撃を嫌がってテイクに行くダウトベックといった構図が2・3ラウンドは続きました。
判定に対しSNS上でも大きく意見が分かれました。
判定基準が難しく、平本に対しバイアスがかかっているファンも多いのでダウトベックを擁護する意見も多かったですが、RIZINの判定を知り尽くした扇久保選手は試合が終わった瞬間平本選手が勝ったと感じたようです。
連勝中のダウトベックのパンチを被弾しても立ち続け、後半には打撃で盛り返した平本の強さを素直に認めるべきでしょう。
前半戦とセレモニー
第2試合ではナターシャ・クジュティナがRENAをギロチンチョークで一本勝ちしています。
打撃でも圧倒した印象があり、伊澤前チャンピオンでも厳しいのではという声も挙がっていました。
第1試合の宇佐美秀メイソン、第3試合のヴガール・ケラモフ、第4試合の斎藤裕、第5試合のホベルト・サトシ・ソウザは、いずれも判定3-0で勝利をおさめました。
メイソンは勝利しましたが、入場から盛り上げたベイノアの評価が上がったような試合でした。
打ち合いを望むメイソンに対し、サークリングを続けたベイノアといった展開で、やや噛み合いませんでしたが最終ラウンドにメイソンがつかまえ2度のダウンを奪いました。
ケラモフ高木、斎藤ヤーマンはMMAで漬けられた印象です。
特に斎藤は以前より動きがいいのではという声も挙がり、ヤーマンに何もさせず15分コントロールしました。
サトシは途中に肩が外れるアクシデントがあったようですが、最後まで組み続け勝利しています。
野村の打撃が捉えるシーンもありましたが総合力でまとめました。
第3試合と第4試合の間には武尊の引退セレモニーが行われ、リング上での挨拶のあとテンカウントゴングが鳴らされました。
武尊の生涯成績は51戦46勝5敗、うち28勝がKOによるものでした。
まとめ
前半戦は女子戦以外は全て判定となり、PPVの金額も高めに設定されているため塩大会などのコメントも多く見られましたが、後半戦でしっかりと回収されました。
平本蓮の復活、朝倉未来の圧巻KO、シェイドラエフの更なる幻想と超RIZINにふさわしい締めくくりでした。
次回は10月3日のランドマークIN長崎で、既に1カ月切っています。




















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