多汗症は体質ではなく病気と捉え治療するべき

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汗

 

多汗症とは暑くないのに汗をかいたり、激しい運動をしたわけでもないのに多量の汗をかく症状のことをいいます。

この症状は体質ではなく病気のため、多汗症は治療すればほとんど治ります。

どのくらい汗をかくかは人によって様々ですが、緊張した場合や不安になった場合など、精神的な理由で汗が多くなったりもします。

 

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もともと発汗作用は、自律神経の一つである交感神経の働きによるものです。

この交感神経からの信号が強すぎることで、多汗症の症状が現れると考えられています。

精神的な反応が交感神経に影響を及ぼしていることから、心理療法によって多汗症の治療が可能であるという考えも存在しますが、決定的な治療手段には至っていません。

現在では、アルコールで交感神経の働きをとめたり、手術で多汗症の原因なる部位を取り除くといった治療方法があります。

 

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また、治療の副作用として皮膚が乾燥しやすくなることもあるので、治療を受ける場合には事前に確認しておきましょう。

また、ほかの多汗症の治療としてボツリヌス毒素を注入する方法がよく知られています。

 

 

不安や緊張を感じると交感神経がアセチルコリンという物質を生成するため、汗が出ます。

ボトックスの注射をすると交感神経によるアセチルコリンの分泌が阻害され、多汗症の治療効果が得られます。

ペインクリニック科や血管外科で診察を受けることで、多汗症の治療をしてもらえます。生活の質を落とすくらい汗をかく人は、医療機関での多汗症治療が必要なこともあるでしょう。

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