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井上拓真 那須川天心との再戦も勝利 7回にダウンも王座防衛

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王者・井上拓真が挑戦者の那須川天心を下し、王座を守り抜きました。

2026年9月27日、東京・江東区のトヨタアリーナ東京で行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦は、判定0対3で井上に軍配が上がり、2度目の防衛に成功しています。

試合は初回から両者ともに慎重な立ち上がりとなりました。

那須川は鋭いジャブで距離を測り、井上は様子を見ながらパンチを合わせていきます。

2回には那須川の左が当たった際に井上が後方に倒れる場面がありましたが、これはスリップと判定されました。

4回終了時点の公開採点は2対0で井上優勢。3人のジャッジがつけたスコアは40対36、39対37、38対38で、1人のジャッジが4回すべてを井上に付けたことが後に話題になりました。

流れが変わったのは7回です。

序盤から激しい打ち合いになる中、那須川の左ストレートが井上のあごを捉え、王者がマットに沈みました。

那須川はダウンを奪った勢いのまま攻勢をかけましたが、井上はこのラウンドをしのぎ切ります。

8回を終えての公開採点は2対1で、なお井上がリードを保っていました。

那須川は逆転を狙って積極的に手を出し続けましたが、12回には偶然のバッティングで井上が右目の上を負傷するアクシデントも起きています。

12回をフルに戦った末、判定は3人のジャッジ全員が井上を支持する0対3。

 

https://www.youtube.com/watch?v=RwQWpovk1UE

 

那須川は世界初挑戦での王座奪取がかなわず、リングを降りる際には涙を見せました。

試合後、井上は「天心選手、やっぱり強いです。左ストレート一発でダウンを食らったし、成長しているなと感じました。だからこそ自分も気合を入れて、返り討ちにすることができました」と振り返りました。

さらに、那須川が別の団体で王座を獲得すれば3度目の対戦もあり得ると話しています。

両者の対戦は今回が2度目で、前回は2025年11月に同級の王座決定戦として行われ、その際も井上が3対0の判定で勝利していました。

 

 

試合後にはSNS上で、7回にダウンを奪われながら判定で敗れた那須川の結果を疑問視する声も上がりました。

日本ボクシングコミッションによると、採点は各回の有効打や攻勢、防御、主導権などをもとに決められ、ダウンを奪った回は通常10対8となるものの、最終的な勝敗は12回分の合計点で決まる仕組みです。

4回終了時点の公開採点をめぐっても、ファンの間で評価が分かれていました。

天心のファンにはRISEやRIZINの判定に慣れてる方も多く、ダウンを奪って5ポイント差で敗れるということが理解できないというのも分からなくはありません。

しかし10-10がつかないラウンドマストであれば、1ラウンドずつ積み重ねた井上の勝利がゆるぎないものであるのは間違いありません。

それでも試合後のセコンドでの父と兄の表情を見ても、井上陣営にも課題が見えた試合だったのかもしれません。

井上拓真と戦うまで負けたことがなかった那須川天心は、同じ相手に2度敗れどんな心境なのか、今後どのようなカタチで戦っていくのか注目が集まります。

 

 

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